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圧倒感

Amazonから届かないなーと思ったら見事に注文してなくて、じゃあ休みの間に本屋で買おうーっと思ってたら見事に買い忘れたので、まだ見てません。小春写真集。写真集は(発売直後の)テンションがないと買いづらいので(ネットで画像とか見ちゃうとまぁいっかとか思っちゃうし)、可及的速やかに購入したいと思います。もうAmazonにしちゃおうかな。ラクチンだし。

小春@POP
で、tumblrには思わず「ファティマか!」っていうキャプションをつけてしまったこの画像ですけど、やー、素晴らしいですよね、この圧倒的な圧倒感!(変な日本語!)

かわいいことも大事なんだけど、やっぱり娘。にはこの手の圧倒感がほしいわけですよ。で、「圧倒的な、何感なわけ?」と言われると、言葉にするのは難しいんだけど、なんかP-FUNKの集団を見たら「こいつらヤバイ!」と思うようなあの感覚?「狂気」でもいいし、「恐怖」でもいいし、あるいは「理解不能!」って思う気持ち?、そしてそこらへんの感情が昇華されて「畏怖」になるあの感じ。この小春の突き刺す視線とか凄いよなぁと思います。

ちなみに前のエントリでもちょこっと書いたけど、ステージでの雰囲気だけ(人間性は含まない)でいうと、小春とちなこは似てる気がしたので、もしかするとちなこもこういうオーラを出せるようになるのかもしれないなぁと思いました。
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棒読みのリアリティ

せっかくの3連休だったのにDVDは1本も消化できず。ゲキハロも積んだままだなぁ。そのかわりに移動中はがんばってラジオを聞いております(おかげで今月は1冊も本読んでない・・・)。が、iPodに入れてあった(7月中旬くらいの放送までの)ハロー関連の音源を全部聞き終わってしまって、もっぱらふつーのPodcastなんかを聞いておりました。ダメじゃん。早く続きの音源を拾ってこないとなぁ。でまぁ、「エレ片のコント太郎」なんかを重点的に聞いていたんですが(最近は「おぎやはぎのメガネびいき」より面白く聞いてます)、そもそもなんでこのラジオを聞き始めたんだっけ?というと、そうだ、このラジオにBerryzがゲスト出演するから、一応礼儀としてどんな番組か事前に聞いておこうかなぁ・・・ってんで、Berryzがゲスト出演した当時にPodcastのダウンロードを始めたんでした。ところが、すっかりエレ片好きになったはいいけど、肝心のBerryz出演回を聞いてなかったので、今更なんですが、福岡に行く飛行機の中で聞いてみました(Podcast分だけ)。・・・・・・・・・やばいっすね、これ。特にちなこ。ちなこやばい。

*****

話はちょっと変わるんですけど、僕はライブを見るとき、娘。ならさゆ、Berryzならキャプテンを見ている時間が長いです。この2人には共通点があって、それはダンスがうまいとか動きがダイナミックとかではなくて、常時スイッチがONなところです。常時アクセル踏みっぱなしなところです(梨沙子なんかも常時スイッチONですけど、とちゅうですぐガス欠になるので(笑)、ちょっとちがいますね)。僕は二人のエネルギーが圧倒的なところ(そして泥臭いところ)が凄く好きです。

んで、先日のBerryz@福岡でもキャプテンをメインで見ていたんですが、ちなこの髪型がいつもとちょっとちがくって。髪の長さとか全体のイメージは同じなんですけど、サイドの髪がちょっと巻いていてふわっとしていて、まぁ僕がさんざん貼り付けているキャプテンのふわっとした髪型に近い感じだったんですよ。思わずちなこ(の髪型)に見とれてしまって(髪型厨!)、しばらくちなこのステージングを見ていたんですが・・・なんか(僕が一方的に)知らない間に、ちなこ、すげーカッコよくなってたんだなぁってびっくりしちゃいました。娘。でいうと小春的なカッコよさ?力を抜いている瞬間と入れている瞬間のバランスとコントラストが凄くビビッドで、髪型じゃなくてその立ち振る舞いに見とれちゃいました。動きの"止め"がきれいで、しかも手足も長いから、とにかく決まるんですよねぇ。んで、さらに見ていると、表情なんかもすげーカッコよくて。Berryzの中でも子供だ子供だと思ってたけど(いつまでも「男子なんて!」とか言ってそうなイメージ)、こんな風に突き刺すような視線とかできるようになったんだなぁ、と。

ただ、トークのほうはあいかわらずで。今回のBerryz宮殿でも色々なMCがあって、ちなこは軽い小芝居をしておりました。これがまたとんでもない棒読みで、どう好意的に表現してもヘタクソなんですよね。成長の気配なし。

でも、ちなこの演技って、なんか妙なリアリティがあるんですよね。間なのかなぁ?思い起こしてみると、去年のゲキハロもそうだったし、夏夏の長台詞なんかもそうだったけど、やっぱりウルトラ棒読みで、でもやっぱり妙なリアリティがあるんですよね。要所要所でリアルというかなんというか。なんなんだろうなぁ。

*****

で、ようやく話は「エレ片」のコントに戻ってきますけど、今回の幼馴染コント?またベタだなぁ&棒読みだなぁと笑いながら聞いていたら、最後のこの台詞。

「ねぇ、あの約束......まだ有効ですか?」

すごいよねー。ちょっと鳥肌立ったし。この、ちなこの声がすーっと体に溶けていく感じ、なんなんだろう。なんど考えてもよくわからない。よくわからないけど素晴らしい。つーかこの台詞とシチュエーションって、もてない男子に大人気・男子目線の恋愛モノを描かせたら右に出る人はいないであろうあだち充先生の最高傑作「ラフ」のラストシーン、

――あなたが好きです。
――こちら二ノ宮亜美。
――大和圭介、応答せよ。

に並ぶ、女子告白シーンの金字塔になるんじゃないかと思いました。いやぁもうホントに。もうホント早く死にたいですよ。

ビーチサンダルの魔法

2泊3日でキャンプに行ってきました。僕は決してロケ地厨ではありませんが(むしろできれば近寄りたくないくらい。でも『ほたるの星』の明倫小学校とハミルトン島は行ってみたいなぁ。まぁ僕がロケ地厨かそうじゃないかなんてどうでもいい話ですね)、この場所(ロケ地のすぐそばにあるキャンプ場)は気に入ってしまって、2回目の訪問です。すぐ近くに海があって、近くの海で取れる干物も美味しくて、何よりキャンプサイト内の芝がきちんと管理されていて凄くきれいなのがステキです。芝の緑って最高ですよね。比類なき緑好きの僕ですが、一番好きな緑はウィンブルドンのセンターコートの芝の緑です。そのくらい芝が好き。でも芝の手入れって大変なんですよねー。

閑話休題。もちろん、僕らはBerryzのみんなとはちがって、仕事でもなんでもなく、単に遊びで行って来ました。ビールを飲んで、海まで散歩して、ビーチサンダルのまま海に入って「つめたーい!」とか言って、海岸で昼寝して、寝てるところに波をかぶって目が覚めて、またビールを飲んで、干物を焼いて、温泉に入って、星を見て・・・。これだけフルコースで遊んで、楽しくないわけがない。実際楽しかったです。

さてさて、Berryz工房ご一行。同じ場所に仕事で来た去年の春先、DVDではとてもいい笑顔を見せてくれているけど、この素晴らしいロケーションを前に、はたして仕事として(だけ)ではなく、ちょっとでも楽しんでもらえたのかなー、なんて思ってしまいます。
しみしみ@DVD Magazine Vol.4

せっかくこれだけの自然を前にしたんだから、待ち時間とかのわずかな間でも息抜きして欲しいというかなんというか。今年の夏だってそう。ツアーでいろいろな地域に行って、おいしいものを食べたりはしたんだろうなぁとは思うけど、例えば友達とプールに行くだとか、花火をするだとか、彼女たちに「ふつーの夏」はあったんだろうか、そんなことばかり考えてしまいます。もちろんレア度で言えば、今のBerryzが体験してる世界は同世代の女の子がいくら望んだとしても入り込むことなんてできやしないわけで、貴重な経験をしているのは間違いないんですが、だからといってふつーの生活・ふつーの感覚を犠牲にしてまで、人に何かを与える存在でい続けてくれなくていいよと、いや言っていることが矛盾しているのはわかってるんだけど、思ってしまうのです。もうあれだ、ただのゲイノウジンじゃなくて、勝新みたいにスーパースターになっちゃえば、ふつーの感覚なんていらなくなるから問題解決だ。ウソです。解決しません。記者会見で「タバコはやめた」とかいいながらタバコ吸われても困ります。いや、別に困らないか。まぁ、ふつーの感覚もちゃんと持ってるふつーの人間でいてい欲しいってのは、遠くに行かないで、僕の近くにいて、というわがままの表れでもあるわけで・・・。あぁまたもや矛盾。あれもこれもとチョイスNON NON。

*****

Berryzたちが一生懸命働いているのに、いい年して遊び歩いてる僕らは、キャンプサイトに電源があるのをいいことに、パソコンを持ち込んで、夜はDVDをつまみにビールとか。やることは屋内でも屋外でも一緒。Berryz以外のDVDも色々と見ましたけど、久しぶりに「よろしく!センパイ」なんか見ちゃったりしました。
キャプテン誕生@よろしく!センパイ

そんな時代もあったね。やっぱりみんな若い。というか幼い。子供だ。このころに比べれば、キャプテンは背も伸びたし、顔つきも変わったし、マッチ棒みたいなうすっぺらい体もそれなりの体つきになった。でも、映像を見て、あー、しみしみは変わらないなぁと思ってしまった。なんでだろうか。オーラが変わらないのかなぁ(ちなみに、デビュー前だからか、雅ちゃんもちなこも茉麻も、さらには友理ちゃんまでもがギラギラしていた。桃子は禍々しいオーラがあふれ出てて笑った。梨沙子はあいかわらずアホだった。舞波はきょとんとしていた)。それとも、キャプテンのトレードマークのあの髪型がすでに完成されていたからかな。さりげなくちょこっと縛ってる髪の毛もかわいい。しかし3年半かぁ。なんかあっという間だったなぁ。でも、あたりまえだけど、同じ瞬間は一度もなかったなぁ。
キャプテン誕生@よろしく!センパイ
(新橋酔っ払いサラリーマンコンビは当時から酔っ払っていたという証拠写真)

*****

星の下での酒宴も終わり、小さなテントの中に一人もぐりこみ、高湿度でビタビタな銀マットの上に寝転がる。雑巾で拭いても拭いても銀マットの結露はとまらない。不快で眠れない。眠れないので、なんとなく、iPodでラジオを再生してみた。iPodから流れてきた番組は、去年の10月分から聞き始めてようやく今年の7月くらいの放送までたどり着いた「Cutie Party」で、偶然にもキャプテンがゲストの回だった。さっき「キャプテンのトレードマークのあの髪型」と言ったけれど、映像を伴わないキャプテンは、僕の脳内では全部この髪型です。かわいすぎる。
しみしみラヴ!

ラジオでしゃべるキャプテンは、「起立!礼!着席!」でたくさん聞いている。他のラジオにゲストとして出演するときは、いつもの気を張ったキャプテンというか、ステージでのキャプテン然とした頼れる雰囲気のしみしみに近いんだけど、ホームである「起立!礼!着席!」では、甘えん坊で女の子女の子した何をやってもダメそうな平凡な女子になってしまう。とんでもなくふつーの女子。とんでもなく刺さってくる。やっぱりホーム(BerryzとK太郎)は家族みたいなもんだから、安心して素になっちゃうのかな。

「Curite Party」のキャプテンは、いちおうはアウェイなので、それなりにちゃんとしてるんだけど、そこはもう5年も一緒にいるキッズ仲間だからかどうか、「起立!礼!着席!」とは違ったベクトルでリラックスしていた。僕の知らない笑い方をしていた。というか、キャプテンの話声って、いつもノイズ交じりの文化放送ばかり聞いていたせいかもしれないけれど、こんな声だったっけ?と思ってしまった。イヤホンから聞こえてくるキャプテンの話し声は、やたらとふわふわしていて、かわいくて、つやがあった。

このキャプテンと梅さん・舞美さんの2人との距離感のイメージがなんだか絶妙で、Berryzメンバー内の家族レベルの距離感とは違って、友達というか、クラスメイトというか、仲良しさんというか、そのー、最初にデートしたらこんな感じかなぁなんて思ってしまった。キャプテンとデート・・・。デート・・・食事・・・焼き鳥・・・ビール・・・・・・・・・。あーもう短絡的なビジョンしか沸いてこない・・・。死んだほうがいいかな・・・。

でもほんとに早くキャプテンと飲みたい。もちろんほかの女の子とも飲みたい。「お前結局酒飲みたいだけじゃん!」といわれたら全く持って否定できません。というかそのために生まれてきた気がします。ですから、お願いしますので早く法改正でもなんでもして一緒にお酒を飲ませてください。あるいは『夏への扉』方式でキャプテンが20歳になるまでコールドスリープして待つか・・・それいいなぁ。もしかしてけっ、けっ、・・・。というかあれなんですよね。女の子にお酒を飲ませる必要は別になくって。例えばホットチョコで僕のお酒に付き合ってくれるなら、んでもって願わくばホットチョコでちょっとでも酔っ払ってくれるなら、僕としては万々歳です。しかしキャプテンは酔っ払うとどうなるんだろうか。以前BLTで「人を好きになるとどうなる?」「おとなしくなる。」というすぐにでも神様に祈りをささげたくなるようなやりとりがあったけど、キャプテンは酔っ払ってもおとなしくなりそうな気がする。そしてほっぺただけやたら赤くなりそうな気がする。でもそれを確かめる術はない。

Beach, Beer, Berryz, and LOVE

夏の終わりを探しに福岡まで行くと、そこには夏の終わりなんて全くなくて、そう、暑い暑い、マジ夏すぎる真夏が僕らを待っていた。

一番安いチケットで東京から飛んだ僕らは朝も早くに福岡空港に放り出され、ノープランのままひとまずライブ会場に向かった。ライブ会場ではグッズ列の行列がすでにかなり長くなっていたけど、僕らはグッズ列には目もくれず、近くの海岸(シーサイドももち)に向かう。なんとなく横浜の山下公園のようなところかと勝手に思い込んでいたシーサイドももちは、まごうことなくビーチで、まだ9時台だというのに強烈な日差し、大きな空、青い海(透明ではなかったけど)、いてもたってもいられなくなって、ビールを買い込みスピーカーをゲットして、短パンのまま海に飛び込んだ。こんなところで夏に出会えるとは!

海に入ったり、ビールを飲んだり、夏チューンで踊ったり、また海に入ったり・・・。そこには夏の楽しみがほとんど全部あった。ただ、Berryzのみんながいないだけだった。それでも、日が落ちかけたころになると、ほんの10分も歩くだけで、彼女たちに会うことができた。ホールではなく、ライブハウスということで、僕らファン同士の距離も近いし、もちろん僕たちと彼女たちの距離も近い。もはやただのライブではなくて、それは夏のフェスティバルだった。いつか野外フェスみたいなことをハロプロでもやってほしいなぁなどと友人たちと話していたことが、ほんのちょっとだけ現実になったようで、とても嬉しかった。

*****

はてさて、そんな僕の気持ちを知ってか知らずか、Berryzのライブもフェス仕様・・・非常にまったしりした楽しいものだった。「夏夏」CD発売イベントの時の、茉麻バースデーサプライズとして歌った「ジリリキテル」のような緩やかさだった。特に、しょっぱなで雅ちゃんが歌詞をすっ飛ばして笑っていた(昼もおなじところですっ飛ばしたらしい)のが印象的だった。「あー間違えちゃったなぁ」とか「あとで怒られるなぁ」とか、そんなんじゃなくて、ハプニングすら楽しんでいるような雰囲気だった(すげー恥ずかしそうにはしてたけど)。とにかく、今この場を、みんなといるこの場を、この小さな閉じられた空間を、舞台の上の人間も、フロアの人間も、音響さんも照明さんも、そこにいた全ての人間が、楽しんでいるような感覚だった。歌もMCも全編にわたって非常にいい具合にいい加減で、僕はますます楽しくなってしまった。もちろん、プロとしてどーなの、とか、パフォーマンスが悪い、とか、そういう風に言うこともできる。でもそれでいいじゃないか。だって今日はフェスなんだから!

こんなことを言うと元も子もないんだけど、Berryzがデビューして、小娘どころか小僧だったころから見ているわけで(だから偉いとかそういう意味じゃありません)、彼女たちがどんどん成長し続けるのを見ていると、彼女たちがどんどんカッコいいステージをこなしていくのを見ていると、もちろんそれは凄く嬉しいし楽しいことなんだけど、どうしてもふとさみしい瞬間があって、とたんに悲しくなってしまう。それは言ってもしょうがないことなんだってことはわかっている。わがままだってわかってる。それに、僕だって、いつまでも成長のないしょっぱいBerryzやしょぼいライブを繰り広げるBerryzなんて見たくない。でも、だからこそ、いつもと違う距離感のこの牧歌的なライブが、僕たちと彼女たちの微妙なスキマを埋めてくれた気がして、とても嬉しかった。

*****

アンコール後、最後のMC。千秋楽の公演は過去に一度しか見たことがないので、普段のツアーがどうなのかわからないけど、Berryzのみんなが、ツアーを通して思ったこと、感じたこと、考えたことを、ゆっくりと、たどたどしくも、台本ではなくて、誰かに着せられた言葉ではなくて、自分で選んだ言葉で、僕たちに伝えてくれた。そこには美しい女の子たちがいた。

君とキスしたら
楽勝で世界は 笑うほど変わった
ただの真夏は 光の季節に

虹さえ見えそうさ
咲く花は太陽 遠く西へ向かう
海に抱かれて沈むんだ
だから帰りたくないよ
よく見せてくれよ もっと知りたいんだ
君のことを

大人になれば 夏は終わるかな
なくならない夏はないかな
長く熱い夜のドアを開けて
手探りのまま出かけよう

君とキスしたら
楽勝で世界は 笑うほど変わった
足りなかったものなど そのままでいい
急ぐよ

横道は無視した
ためらった瞬間に夏は終わるかも
元に戻るものなどないんだ
だから帰したくないよ
よく見せてくれよ
もっと近くにいたいんだ 君の

君の名前を呼びたくなるのさ
さみしい気持ちを知るのさ
さよなら タ陽は燃えながら沈む
紫に染まる雲を 追い越して
手を離さないで 離さないで
出かけよう 行こうよ
出かけよう 行こうよ

大人になれば 夏は終わるかな
なくならない夏はないかな
長く熱い夜のドアを開けて
手探りのまま出かけよう

終らない旅に出るよ


夏は終わらない。またいつか、これでもかってくらい暑い夏に、みんなに会いたいと思う。

地下鉄にて

通勤時の電車内でラジオを聞く毎日。それにしても地下鉄ってフツウの電車に比べてこんなに騒音が凄かったっけ?って思う。音楽を聞きながら読書していたころはあんまり気にならなかったけど、ラジオを聞くようになって、言葉に耳を傾けるようになって、しみじみと思うようになった。カーブを曲がるたびに、ブレーキがかかるたびに、アナウンスが流れるたびに、ノイズが僕と彼女たちの空間に闖入してくる。彼女たちの声が聞こえなくなる。そういえば線路沿いのボロアパートに住んでいたあのころ(ちょうど10年前だ)、今と同じように電車が通るたびにテレビの音が聞こえなくなったなぁ。

ラジオを聞き初めたころは、それこそ、いつもプレーヤーを握り締めいてて、ノイズに合わせてボリュームを上げ下げしていたけれど、ノイズに打ち勝って話し声を聞くにはかなりボリュームを上げなければならない。耳も痛いし音漏れも気になる。ので、最近はあまりノイズによる妨害を気にしなくなった。うそです。気にします。でも諦められるようになりました。まぁ邪魔されるのはほんの十数秒。もしかするとそこに凄く重要な情報が隠されているかもしれないけれど、あんまり気になればもう1度聞けばいいかなーと思えるようになった。

そんな風に聞くようになったら、気を抜いて聞いてもいい部分がなんとなくわかってきた(ただし「GAKIKAME」は全編面白いので油断ならない)。ついつい顔もにやけてしまうのでそっち方面も注意せねばならない。自分が頻繁にニヤニヤするようになったからか、電車内でイヤホンをつけてニヤニヤしている人が結構多いことに気がついた。みんなPodcastでラジオとか聞いてるのかな。それとも落語でも聞いてるのかな。にやついてしまうことへの後ろめたさが若干薄れた。しかしにやつかないにこしたことはない。

おっと、話がそれてしまった。電車のノイズに邪魔される短くて長い時間(あるいはさして興味もない最新の曲が流れている数分)、本を読むこともできないし、集中してもどうせ言葉は聞き取れないので、ボーっとしている。耳をつんざく走行音のノイズの向こうに、何を言っているかわからないけれど、さゆやガキさんや絵里ちゃんや梅さんや舞美さんの声がかすかに聞こえる。それをボーっと聞いている。ボーっと彼女たちの声を聞きながら、自分でもなぜかわからないんだけど、僕はそこにはいないキャプテンのことを想う。どこで聞いたか忘れてしまったけど、キャプテンが電車の中で寝過ごしたときに、知らない人(サラリーマン)に寄りかかって寝ていて非常に恥ずかしい思いをした、という話があった。そのせいかもしれない。iPodを介して得られる僕と彼女たちの空間を、電車の走行音によって邪魔されているまさに今この瞬間、僕は電車に乗っている。けれど、当然僕の横にキャプテンは座っていない。しかし今日もどこかで、学校に行くために、レッスンスタジオに向かうために、帰宅するために、キャプテンは東京のどこかで電車に乗っている(と思う)。そして仕事や遊びに忙しいキャプテンは、今日もまた電車の中で眠ってしまうんじゃないだろうか。隣にいないような気がするけどキャプテンは本当は僕の隣にいるんじゃないだろうか、そして僕の肩に小さな頭をちょこんと乗せるんじゃないだろうか・・・。そんなくだらない妄想をしてしまう。

しみしみ

もしもキャプテンが僕の肩で寝息を立て始めたら・・・。僕はどうするだろうか。例えば大江戸線に乗っていてあからさまに赤羽橋の事務所へレッスンに行くのかなぁ、というのであれば、僕は赤羽橋で彼女を起こしてあげるかもしれない。でもそうでなければ、まぁありえないけど、例えば僕が毎朝乗っている電車でいつのまにかキャプテンが隣にいていつのまにか眠っていたら、僕はキャプテンが目が覚めるまでずーっと電車に乗っているだろう。そしてできることなら一緒に寝てしまいたい。そして、地下鉄に乗り入れている私鉄の終点まで行ってしまいたい。人も少なくなった終着駅で、一人ぼっちで目を覚まし、あれ、さっきのキャプテンは夢だったのかな、なんて思いたい。

しみしみ
(でも、もし二人ぼっちで目を覚ましたら、すぐに「結婚してください!」って言います)

Appendix

shimmycap

shimmycap

緑偏愛者。3度の飯より緑が好き。その次に、ビールと宇宙とファンクが好き。

そして、彼女達が好き。

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